インターンと本選考、どちらを優先すべきか? | ZEROWORKS(ゼロワークス)

2025.09.12

インターンと本選考、どちらを優先すべきか?

大学生のキャリア相談で必ず挙がるテーマが、「インターンと本選考、どちらに時間を使うべきか」という悩みです。特に3年生後半〜4年生になると、選考スケジュールや企業説明会が重なり、やるべきことが一気に増えて混乱しがちです。
結論から言えば、「どちらを優先すべきか」は あなたの現状のキャリア理解度と、どれだけ実践的な経験を積めているか の2点で決まります。本選考の対策も大事ですが、インターンでの実務経験があなたの就活力を一段上に引き上げるケースは非常に多いのです。


本選考を優先すべきケース

まずは、本選考を優先したほうがいい典型的なケースを整理します。

① 志望業界や職種がすでに決まっている

「マーケティング職がいい」「人材業界に入りたい」など、具体的にやりたい仕事が固まっている人は、企業選びや面接対策を進めたほうが就活はスムーズに進みます。すでに軸が固まっているのであれば、インターンで“模索する時間”は小さくて済みます。むしろ本選考の準備にリソースを投じ、志望企業の理解や志望動機の精度を高めることが重要です。

② 卒業までの時間があまり残っていない

留年が許されない状況だったり、学業の負荷が大きかったりする場合は、本選考に集中したほうが安全です。短期間で内定を取りたい人は、インターンよりも本選考の対策が直接的な成果につながります。


インターンを優先すべきケース

一方で、インターンを優先した方がいい学生も多くいます。

① キャリアの軸がまだ見つかっていない

「やりたいことが分からない…」「そもそも企業の実務イメージが湧かない」という学生は、インターンで実際の業務を体験することが最短ルートです。自己分析をしても、結局は自分がどんな環境で力を発揮しやすいかは“やってみないと分からない”もの。実務経験が、キャリアの軸を作るための最大のヒントになります。

② ガクチカに書ける経験がまだ弱い

エントリーシートで一番悩むポイントが「ガクチカの弱さ」です。アルバイト経験だけだと、どうしても差別化が難しいことが多いです。その点、長期インターンで成果を出した経験はそのままガクチカの核になり、説得力のあるエピソードに変わります。

③ 実務スキルを早く獲得したい

就活では「即戦力」や「業務理解」が評価されやすくなっているため、実務経験がある学生は選考でも有利です。特に営業・マーケ・採用・事業企画など、実践して初めて理解できる仕事は、長期インターンの価値が非常に高い領域です。


実は“インターンが本選考の武器になる”という事実

多くの学生は「就活で忙しいからインターンは後回し」と考えがちですが、実は逆で、インターンをやっていた方が就活が圧倒的に楽になります。

  • 志望動機が自然と書ける
  • ガクチカが強くなる
  • 面接で話すネタが豊富になる
  • 業務理解が深まり、企業選びがブレなくなる
  • 自信がつき、面接の緊張が減る

面接官も、「実際に動いてきた学生」を圧倒的に高く評価します。特にここ数年、企業側は“行動量の多い学生”、そして“若いうちから現場で学んだ学生”を積極的に採用する流れが強まっています。


では結局どちらを優先すべき?

あなたが今どのフェーズにいるかで判断すると迷わなくなります。

  • やりたいことが曖昧 → インターン優先
  • ガクチカが弱い → インターン優先
  • 就活の軸が固まっている → 本選考優先
  • 時間がない → 本選考優先(短期で決める)

ただし、迷っているなら、最初の1か月だけインターンに集中してみるというのが最もおすすめです。短期間でも、実務に触れれば“就活の解像度”が一気に上がります。


インターン選びで一番大切なのは「成長できる環境かどうか」

インターンの中には、雑務ばかりで成長に繋がりづらいものもあります。大事なのは、実際に戦力として扱ってくれる環境かどうか。

  • 目標管理がある
  • フィードバックがある
  • 業務が明確に定義されている
  • 成果が評価される
  • 社会人と同じ基準で扱う
  • チームとして動く経験ができる

こうした環境に入ることで、就活の武器になるだけでなく“社会人1年目”のスタートダッシュにも直結します。


実務経験を積みたい学生へ ― ZEROWORKSという選択肢

もしあなたが、

  • 早く実務スキルを身につけたい
  • ガクチカを強くしたい
  • 就活の軸を見つけたい
  • 社会人基準のフィードバックを受けたい

このどれかに当てはまるなら、ZEROWORKSの長期インターンは必ず役に立ちます。

ZEROWORKSは学生を「戦力」として扱う環境で、営業・マーケティング・採用などの実務を通じて、社会で通用する力を育てることに強みがあります。過去の参加学生からも、「就活が圧倒的に楽になった」「自己理解が深まり、志望企業を絞れた」という声が非常に多いです。

インターンか本選考かで迷っている今こそ、まずは一歩踏み出してみることが大切です。
行動した人から、キャリアの選択肢は広がっていきます。