2025.09.08
インターンでの「失敗談」は武器になる

― 学びをどう伝えるかで成長は決まる ―
「インターンに興味はあるけれど、うまくできるか不安…」「失敗したらどうしよう」
大学生からよく聞く声です。しかし実際のところ、インターンでは“失敗すること”が悪いのではありません。むしろ どんな失敗をし、そこから何を学び、どう改善したか を語れる人こそ、企業から評価されます。
■ なぜ失敗談は評価されるのか?
企業がインターン生に求めているのは、「最初から完璧に仕事ができる学生」ではありません。そんな人はいません。それよりも、
- わからないことを素直に認められる姿勢
- フィードバックを受け止める力
- 課題を改善し続ける粘り強さ
この3つを備えた学生に価値を感じます。
失敗は、この3つを証明する“最高のエピソード素材”になります。成功体験だけでは見えないあなたの人柄が、失敗談を通して伝わるからです。
■ よくあるインターンでの失敗と、その学び
ここでは、実際のインターンで学生が経験しがちな失敗例をいくつか紹介します。もし自分が同じ状況ならどう行動するか、考えながら読んでみてください。
① 指示を理解したつもりで進めてしまう
特に初期に多いのが「わかった気になって動いてしまう」という失敗。意図とズレた成果物を出してしまい、修正に時間がかかることがあります。
▼ 学びポイント
- “理解したつもり”は禁止
- 要件、目的、ゴールの再確認が大切
- 不明点は早い段階で質問することが結果的に効率的
② スケジュール管理が甘く、締切に遅れる
大学では締切が数週間後でも許されることがありますが、ビジネスは違います。タスクの重なりを見誤り、提出が遅れるのは非常によくある失敗です。
▼ 学びポイント
- タスクを細分化して優先順位をつける
- 「いつまでに」「何を」「どれだけ」進めるかを常に可視化
- 遅れそうなら早めに相談し、信頼残高を失わないよう調整する
③ 報連相が不十分で、孤軍奮闘してしまう
「迷惑をかけたくない」という気持ちから、相談を先延ばしにしてしまう学生も多いです。
結果として、方向性が間違ったまま突き進んでしまうことも。
▼ 学びポイント
- 進捗の共有は「迷惑」ではなく「プロとしての責任」
- 小さな不安も言葉にすることで、問題を事前に防げる
- チームの力を借りることは成長の近道
■ 失敗談をどう語れば“成長力”が伝わるか?
では、その失敗談をESや面接でどう伝えると評価されるのか?ポイントは 「PREP+改善ストーリー」 の構成にすることです。
① 結論(Point)
まずは「どんな失敗を経験し、何を学んだのか」を一言で伝える。
例:「インターンで報連相不足により業務が滞り、チームに迷惑をかけてしまいました。そこから“共有の質と量”の重要性を学びました。」
② 背景(Reason)
なぜその失敗が起きたのか、状況を簡潔に説明する。
例:「迷惑をかけたくないと考え、自分だけで抱え込んでしまったのが原因でした。」
③ 具体例(Episode)
失敗の瞬間・影響・周囲の反応など、エピソードを具体的に描く。
④ 学び・改善(Point)
ここが最重要。
- どう改善したのか
- 今もどんな行動を続けているのか
- 次の環境でどう活かせるのか
これを語ることで「この学生は伸びる」と企業に伝わります。
■ インターンは“失敗できる場所”
本質的に、大学生にとってインターンは 社会人になる前に安全に失敗できる場所 です。挑戦した上での失敗は、あなたにとって貴重な“経験資産”になります。
むしろ何も失敗しないインターンは、挑戦していない証拠かもしれません。だからこそ、失敗は恐れるものではなく、“素材”として活用していくべきです。
ZEROWORKSなら「失敗→成長」のサイクルを高速で回せる
ZEROWORKSでは、学生が挑戦しやすい環境を整えています。
- 実際の企業案件に関われる
- フィードバックの頻度が高い
- 改善のサイクルを一緒に回すメンターがいる
- チームで動くから、報連相を学びやすい
- “挑戦と学び”を歓迎する文化
特に“失敗を責めるのではなく、次の行動につなげる”というスタンスがあるため、成長スピードはとても速くなります。インターンに応募しようとしているあなたにとって、「失敗しても挑戦し続けたい」と思える環境は、とても大切です。
もし少しでも興味があるなら、ぜひ ZEROWORKS のインターンに挑戦してみてください。あなたの失敗談は、未来の成長を語る最高のエピソードに変わります。