2025.09.07
キャリアの軸をインターンで見つけた話

「自分は何がしたいんだろう?」
大学生活のどこかで、ふと立ち止まる瞬間がある。周りが少しずつ就活を意識し始め、SNSでは“意識高い”同年代がインターンや留学体験を発信している。それを横目に見ながら、「焦りはあるけれど、やりたいことが分からない」という学生は少なくない。実は、かつての私もその一人だった。
そんな私が“キャリアの軸”を見つけるきっかけになったのが、大学2年生のときに参加した長期インターンだった。
■「とりあえずやってみよう」から始まった
当時の私は、明確なキャリア像なんてもっていなかった。「なんとなく社会人の世界を先に見ておいた方がいいかも」くらいの軽い気持ちで応募したのを覚えている。業界にも詳しくなく、志望動機も曖昧。それでも、面接では本音を正直に話したら受け入れてもらえた。
インターンがスタートして気づいたのは、“知らない世界に飛び込むだけで、価値観が大きく揺さぶられる” ということだ。社内のコミュニケーションスピード、日々のPDCA、顧客に向き合う姿勢──どれも大学では経験したことのない現実だった。
最初は戸惑いの連続だったが、ある日、先輩メンバーに言われた一言が今でも忘れられない。
「自分の役割を、自分で決めていいんだよ」
その瞬間、私は“与えられた仕事をこなすだけではなく、課題を見つけて改善するのも仕事なんだ”と理解した。
■気づいたのは「自分は人の成長に興味がある」ということ
業務に慣れてくると、後輩インターンのサポートを任されるようになった。「このタスクはどうやるの?」「お客さんと話すのが不安…」と悩む姿を見るうちに、私は自然と相談相手になっていた。教えることで相手が成果を出したり、昨日できなかったタスクができるようになったりする。その瞬間に、自分が思った以上に喜びを感じていることに気づいた。
“あれ、自分ってこういう瞬間が好きなんだ。”
それが後に、私のキャリアの軸となる 「人の成長に関わる仕事をしたい」 という想いにつながる。
大学の授業だけでは気づきにくい“自分の価値観”が、日々の実務の中で徐々に輪郭を持ち始めた。もしインターンをしていなかったら、この気づきは得られなかったと思う。
■軸は「探すもの」ではなく「行動の中で見つかるもの」
多くの大学生が、「キャリアの軸がないとインターンに応募できない」と誤解している。でも実際はその逆だ。インターンに参加するからこそ、軸が磨かれる。最初から明確な理想像なんてなくていい。やってみた結果、「これは自分に向いてない」でも立派な発見だ。むしろそれも軸の形成につながる。
行動しないまま考え続けても、答えは出ない。小さな一歩でも踏み出すことが、未来の選択肢を広げてくれる。
■ZEROWORKSで“軸が見つかるインターン体験”を
もしあなたが「何をしたいのかまだ分からない」と感じているなら、まさにインターンに向いている。特に ZEROWORKS のインターンは、学生が自分の軸を見つけやすい環境が整っている。
● 実務を任せてもらえる
単純作業やお手伝いではなく、実際のクライアント対応・マーケティング・企画改善など、本物のビジネスに触れられる。
● 決められた正解がない
自分で試して、考えて、改善する。だからこそ「自分は何にワクワクするのか」が自然と見えてくる。
● フィードバックが早い
成長スピードが速い。挑戦 → 失敗 → 改善 のサイクルが濃い。
● 仲間と一緒に成長できる
挑戦に前向きな学生が集まっているため、“同じ視点で頑張れる仲間”に出会える。
ZEROWORKSは、単にスキルを学ぶ場所ではなく、「自分は何が好きで、どんな働き方をしたいのか」 を発見するためのステージだ。
■最後に──迷っているなら一歩踏み出してほしい
キャリアの軸は、机の上で考えていても見つからない。行動を積み重ねる中で、「自分は何に熱量を感じるのか」「どんな瞬間が好きなのか」が自然と見えてくる。
私自身、インターンに飛び込んだことで“軸なき学生”から一歩踏み出せた。そして、これは誰にでも起きうる変化だ。
もし今、少しでも心が動いたなら、ぜひZEROWORKSのインターンに応募してほしい。その行動が、あなたのキャリアの軸をつくる最初の一歩になるはずだ。