SPIや適性検査があるインターン対策法 | ZEROWORKS(ゼロワークス)

2025.07.31

SPIや適性検査があるインターン対策法

インターン選考の中には、履歴書や面接だけでなく「SPI」や「適性検査」が課されるケースがあります。これは本選考だけの話ではなく、人気の高いインターンや長期実践型インターンでも導入されていることが多いのが現状です。
「まだ就活じゃないから大丈夫」と油断していると、せっかくのチャンスを逃してしまうことも。今回は、インターン選考で課されるSPIや適性検査の種類と対策法を詳しく解説します。


1. なぜインターンでSPIや適性検査があるのか?

企業がインターン選考でSPIや適性検査を導入する理由は、大きく分けて3つあります。

  1. 基礎学力・思考力の確認
     SPIの言語・非言語分野は、基礎的な国語力や数学的思考力を測ります。入社後の研修や業務をスムーズに進めるため、最低限の学力が必要とされます。
  2. 適性の見極め
     性格検査や適性検査では、受験者の価値観・行動傾向・ストレス耐性などを確認します。これにより、職場や職種とのミスマッチを防ぎます。
  3. 本選考との接続
     有名企業や競争率の高いインターンでは、本選考と同じ形式のSPIを課すことがあります。インターンを通じて本選考を有利に進めるための「予選」のような役割です。

2. SPI・適性検査の主な種類

インターンでよく使われるのは、以下の形式です。

  • SPI3(リクルート社)
     最も一般的な形式。言語(国語力)・非言語(数学的思考力)・性格検査の3領域。
  • 玉手箱(日本SHL社)
     ウェブ実施が多く、言語・計数・英語の3分野。制限時間が短いのが特徴。
  • TG-WEB(ヒューマネージ社)
     図形や推論問題が多く、思考力を重視。事前対策が特に効果的。
  • CAB / GAB(IT・コンサル系で多い)
     論理的思考やプログラミング適性を測るテスト。

どの形式かは、企業からの案内メールや説明会で判明することが多いですが、事前に形式が告知されないケースもあります。そのため、幅広く準備しておくことが安心です。


3. 対策の基本ステップ

ステップ1:形式を知る

まずは、応募先企業がどのテストを採用しているかを調べましょう。形式が分かれば、問題集や模擬テストの選び方が効率的になります。

ステップ2:問題演習でスピード感を養う

SPIや玉手箱は制限時間が非常に短いのが特徴です。解法そのものはシンプルでも、素早く正答する練習が必要です。
1日10〜20問でも継続して解くことで、計算スピードや読解力が向上します。

ステップ3:苦手分野を重点的に

たとえば非言語分野の「割合・損益算」「確率」が苦手なら、そこだけ集中的に対策します。全分野をまんべんなくやるより、得点効率が上がります。

ステップ4:性格検査は“素直に”

性格検査では、正解・不正解はありません。
「企業が求める人物像に寄せすぎる」と、一貫性のない回答となり、不自然さが出てしまいます。基本的には自分の価値観や行動パターンに沿って答えましょう。


4. 効果的な学習法とツール

  • 市販問題集
     SPIノートの会や、就職情報サイトが出している対策本は、例題と解法がコンパクトにまとまっており、基礎固めに最適です。
  • Web模試
     無料で使えるWeb模擬試験サイトやアプリを活用すれば、時間制限つきで本番に近い感覚を掴めます。
  • 過去受験の振り返り
     一度受けたSPIや適性検査の内容・感触を記録しておくと、次回の受験時に弱点が明確になります。

5. インターン本番での注意点

  • 受験環境の整備(オンラインの場合)
     ネット環境の安定・静かな場所の確保・時計の準備は必須です。
  • 開始前のリラックス
     SPIは時間勝負なので、焦るとミスが増えます。深呼吸してからスタートしましょう。
  • 時間配分の意識
     1問にこだわりすぎず、分からない問題は飛ばす判断も大切です。

6. SPIや適性検査を突破した先に

SPIや適性検査は、あくまでインターン参加のための通過点です。ここを突破すれば、企業の実務や社員との交流を通して、自分の成長につながる経験が得られます。

特に、実践型の長期インターンでは、選考段階から本選考レベルの課題や面接が行われることも多く、早期から社会人基礎力を鍛える絶好の機会になります。


7. ZEROWORKSでの挑戦

ZEROWORKSでは、営業実務を通してビジネススキルを身につける長期インターンを提供しています。
SPIや適性検査対策で鍛えた論理的思考力・問題解決力を、実際の現場で発揮できる環境です。成果を出せば評価や役割も広がり、就活だけでなく社会人としてのスタートにも直結します。
「試験勉強で終わらせず、力を“実戦”で使いたい」――そんな学生にぴったりの環境です。


まとめ

  • SPIや適性検査はインターンでも重要な選考ステップ。
  • 形式を知り、短時間演習でスピード感を養うことが鍵。
  • 性格検査は素直に答える。
  • 試験対策で鍛えたスキルは、実践型インターンでこそ活きる。

インターンは「試験突破」から始まります。早めの対策でチャンスを広げ、成長の舞台に立ちましょう。