2025.07.25
志望動機が思いつかない時の考え方 ―「やりたいことが分からない」から始めるインターン選び

「志望動機が書けない…」という悩み
インターンに応募しようと思って求人ページを開いたものの、「志望動機って何を書けばいいんだろう?」と手が止まってしまった経験はありませんか?
実はこの悩み、インターンを考える大学生の多くが直面しています。まだ働いたことがない、やりたい仕事が明確でない、企業のこともよく知らない…。そうした状況で志望動機を書くのは、そもそも難易度が高いのです。
でも、志望動機が「ない」と感じているからといって、インターンに挑戦する資格がないわけではありません。むしろ、「なぜ自分がこのインターンに惹かれたのか?」を掘り下げていく過程こそが、将来の自分をつくる第一歩になるのです。
今回は、「志望動機が思いつかない」という状態からスタートし、自分なりの言葉でインターンへの想いを整理するための考え方を紹介します。
ステップ1:「分からない」を出発点にしてみる
まず大切なのは、「やりたいことが分からない」自分を否定しないこと。大学生の時点で明確なキャリアビジョンを持っている人の方がむしろ少数派です。
この段階で必要なのは「明確な目標」ではなく、「なんとなく気になる」「ちょっと挑戦してみたい」という小さな動機。たとえば、
- 営業ってどんな仕事なんだろう?
- 社会人と一緒に働いてみたい
- 自分の成長を実感したい
こうした曖昧な関心も、立派な志望理由の“種”です。
ステップ2:「過去の経験」からヒントを得る
自分の過去を振り返ることで、意外なヒントが見つかることもあります。以下のような質問を自分に投げかけてみましょう。
- どんな授業やサークル活動が面白かった?
- 困難なことに取り組んだ経験は?
- 「もっとこうしたい」と感じた瞬間は?
たとえば、「サークルのイベント運営でやりがいを感じた」→「チームで目標を追いかけるのが好き」→「営業や企画職に興味がある」といった連想ができます。志望動機は、あなた自身の体験から“育てる”ものなのです。
ステップ3:「その企業・インターンならではの要素」を探す
次に、「なぜその企業(またはインターン)なのか?」を考える視点を加えてみましょう。
- その企業が扱っているサービス・事業に共感できる
- 現場で実務経験ができるなど、裁量が大きそう
- 同世代の成長ストーリーに刺激を受けた
たとえば、【ZEROWORKS】のように「実践型で営業のリアルな経験ができる」「成長意欲の高い仲間と働ける」環境であれば、「まだ明確な夢はないけど、社会で通用する力をつけたい」というモチベーションと結びつけることができます。
ステップ4:素直な言葉でまとめてみる
ここまでのプロセスで見えてきた「関心」や「経験」「企業の特徴」を組み合わせて、最後は素直な言葉でまとめましょう。完璧な文章である必要はありません。むしろ、自分のリアルな想いが伝わることが大切です。
例文:
将来の目標がまだはっきりしていないからこそ、現場で働く経験を通じて自分の強みを見つけたいと考えています。特に、社会人と対等に働ける実践的な環境に惹かれました。営業という職種を通じて、自分のコミュニケーション力や提案力がどこまで通用するかを試してみたいです。
このように、曖昧さを恐れず、今の自分に正直な動機を綴ればOKです。
「今はわからない」から成長が始まる
志望動機は、必ずしも「この企業でこんなキャリアを築きたい!」といった明確な将来ビジョンである必要はありません。「なぜ興味を持ったか」「なぜ応募するのか」という問いに、自分なりの言葉で向き合えば、それで十分です。
もし今、少しでも「自分を変えてみたい」「成長のきっかけがほしい」と感じているなら、【ZEROWORKS】のような実践型インターンはうってつけです。現場での成功や失敗を通じて、自分の「本当の動機」が少しずつ見えてくるはずです。
最後に:迷いは挑戦のサイン
志望動機が書けないのは、迷っている証拠。迷っているということは、それだけ真剣に自分の未来を考えているということです。
だからこそ、自分の「迷い」や「モヤモヤ」にしっかり向き合ってみてください。そして、「動機がはっきりしないからやらない」ではなく、「動機を探すためにやってみる」という選択肢を持ってほしいと思います。
その一歩が、あなたの可能性を大きく広げる第一歩になります。