2025.07.01
インターン経験者の就職先ランキング!どの企業に内定している?

就職活動を控える大学生にとって、「インターン経験が就職にどうつながるのか?」は気になるテーマです。特に、「インターンを経験した学生は、どんな企業に内定しているのか?」という点は、志望業界や企業を選ぶ上で重要なヒントになります。
本コラムでは、実際にインターンを経験した学生の就職先をもとに、人気業界・企業の傾向や、内定につながるインターン活用法をご紹介します。
インターン経験者の内定先、上位企業はここだ!
近年の調査データや就活サイトのランキングをもとに、インターン経験者の就職先として特に多く挙がっている企業をいくつか紹介します。
1. 三菱商事・伊藤忠商事などの総合商社
総合商社は、毎年インターンの倍率が非常に高い業界の一つですが、インターン参加者の中から内定を得る学生も多く見られます。特に「サマーインターン→本選考前の早期選考」という流れが確立されているため、参加経験が選考の大きなアドバンテージになるケースも。
2. NTTデータ・アクセンチュアなどのIT・コンサル系企業
IT・コンサルティング業界はインターンシップの種類も豊富で、内容も実践的。特に、NTTデータ、アクセンチュア、野村総合研究所(NRI)などは、インターン生に対してリクルーターがつくケースもあり、インターン参加が選考ルートに直結することがあります。
3. メガバンク・損保・証券などの金融業界
三菱UFJ銀行、みずほフィナンシャルグループ、大和証券などの金融機関もインターン参加者の内定が多い業界です。インターンでの評価が高かった学生には早期選考の案内が来ることも。特に金融業界は、インターンの人数枠が広く、エントリーしやすい傾向もあります。
4. 花王・資生堂・味の素などの大手メーカー
メーカー系は1Dayインターンが多い印象がありますが、長期インターンや複数回のワークショップ型インターンを行っている企業もあり、これらを経て内定を勝ち取る学生も増えています。「社員の雰囲気」「社風との相性」を実感できるのが強みです。
5. リクルート・サイバーエージェント・DeNAなどのメガベンチャー
メガベンチャーでは、長期インターンからの採用ルートが活発です。中でもリクルートはインターン経由での内定獲得者が多く、「インターンから内定直結型」の代表格とも言える存在。実際にプロジェクトを担当したり、社員と近い距離で仕事をすることが評価につながります。
なぜインターン経験者は有名企業に内定しやすいのか?
ここで疑問になるのが、「なぜインターンに参加すると内定に近づけるのか?」という点です。その理由は大きく3つあります。
① 企業への理解が深まり、志望動機が具体化する
インターンを経験することで、業界や企業に対する知識が深まります。その結果、選考での志望動機や自己PRが具体的になり、説得力が増します。
② 社員との接点が生まれ、リクルーターがつくことも
インターン中に出会った社員がそのままリクルーターになるケースも少なくありません。企業側も「会ったことのある学生」を評価しやすいため、選考がスムーズに進む傾向があります。
③ インターン自体が“選考”になっていることも
特に夏や秋のインターンは、早期選考の足がかりになることが多く、インターンでの評価が良ければ「特別ルート」の案内が届く場合もあります。こうした非公開のルートに乗れるのは、インターン参加者の特権です。
就職に強いインターンを選ぶには?
では、どんなインターンに参加すれば、内定につながりやすいのでしょうか。ポイントは以下の3つです。
- 志望業界に近いインターンを選ぶ:興味のある業界の中で、なるべく長期や実践型のインターンを選ぶと、志望理由の深掘りに役立ちます。
- 早い段階から行動する:サマーインターンは特に就活の“先行指標”になりやすいので、3年生の春〜夏から積極的に動くことが大切です。
- 企業規模にこだわりすぎない:メガ企業だけでなく、中小・ベンチャーでも学べることは多く、実績やスキルが身につくことで、結果的に大手からの内定にもつながるケースがあります。
まとめ:インターンは内定への“近道”になる
インターンは単なる「職場体験」ではなく、就職活動を有利に進めるための大きな武器です。インターン経験者が大手や人気企業に多く内定している事実は、それを裏付けています。
ただし、インターン参加が必ずしも「内定保証」ではないことも忘れてはいけません。大切なのは、インターンを通じて何を学び、自分の言葉でどう表現できるか。そこにこそ、本当の価値があります。
ぜひ、自分に合ったインターンを見つけ、キャリアへの一歩を踏み出してみてください。