2025.06.15
辞める前に上司に相談すべき?退職交渉のコツ

はじめに
「インターンを辞めたいけれど、どう切り出せばいいかわからない」
「上司に伝えたら怒られるかも…」
「辞めたい気持ちはあるけど、角が立たない方法を知りたい」
そんな不安を抱えながらも、“辞める”という選択肢に踏み切れずにいる学生は少なくありません。
ですが、伝え方とタイミングさえ押さえれば、円満に退職することは十分に可能です。
本記事では、上司に相談するベストなタイミングと、退職交渉をスムーズに進めるためのコツを紹介します。
相談は「辞める決意を固める前」がベスト
実は、「辞めます」と言い切ってしまうよりも、
「迷っている段階で一度相談したい」という伝え方のほうが、対話がスムーズになります。
|例|
「最近、学業との両立に悩んでいて、このままの形で続けるのが難しいかもしれません。一度ご相談させてください。」
この“相談スタンス”を取ることで、
・相手の印象が柔らかくなる
・必要なら調整案を出してもらえる
・自分自身も冷静に判断できる
といったメリットがあります。
退職交渉を円滑に進める3つのコツ
① 「感情」でなく「事実」と「意思」で話す
「もう無理です…」と感情的に訴えるよりも、
なぜそう判断したのか(学業・体調・目標とのズレなど)を論理的に伝えることが大切です。
「自分の中で今後の進路が明確になり、それに集中したいと考えるようになりました」
② 「会社にとっての迷惑」を最小限にする提案を
辞める理由よりも、「どう辞めるか」の方が相手は気にします。
- 最終勤務日の希望
- 引き継ぎの進め方
- 後任への協力意志の有無
など、事前に自分から提案できると信頼感がアップします。
③ 相談〜退職完了までの流れを逆算しておく
NGな伝え方例(円満退職が難しくなるパターン)
- 「LINEで突然辞めます」
- 「今週いっぱいで辞めます」と一方的に通達
- 「不満しかないんで、もう無理です」と感情任せの主張
→ どんな理由であれ、“辞め方”次第でその後の評価は大きく変わります。
まとめ
辞める前に上司に相談することは、円満退職への第一歩です。
“辞める=悪”ではなく、次に進むための前向きな決断であることを、丁寧に伝えることが大切です。
ポイントはこの3つ:
- 相談の形で切り出す
- 感情ではなく事実と意思をベースに
- 最後まで誠実に、引き継ぎも意識して
誠実な対応が、将来のつながりや信頼を守ってくれます。