2025.06.12
インターンを辞めるときの円満な退職方法とは?

はじめに
「もう続けるのが難しいかも…」
「次のステップに進みたいけど、辞めるって言いづらい」
長期インターンを辞めるとき、多くの学生がぶつかるのが
「どうやって辞めればいいのか」問題です。
せっかく積み上げてきた関係性を壊さず、
円満に次へ進むためには、いくつかの“コツ”があります。
1. 辞めると決めたら、まずは「相談」から入る
いきなり「辞めます」と切り出すのではなく、
まずは率直な「相談」という形で話を持ちかけましょう。
例:「最近、自分の中で少し迷いが出ていて…一度ご相談させてください。」
この一言だけで、相手の受け止め方は大きく変わります。
2. 辞める理由は“ポジティブに”伝える
ネガティブな理由でも、「伝え方」を工夫することで円満度が上がります。
悪印象な伝え方 | 良い印象の伝え方 |
「つまらなくなったので辞めます」 | 「やりたいことが明確になり、新たな挑戦をしたくなりました」 |
「忙しすぎて無理です」 | 「今後は学業にもう少し力を入れたいと考えるようになりました」 |
ポイントは、「逃げ」ではなく「次に進むための判断」として伝えること。
3. 最低限の引き継ぎと感謝を忘れない
辞める時期が決まったら、以下をセットで行いましょう。
- 担当業務の整理(ドキュメント化/共有)
- チームや上司への感謝のメッセージ
- 最後の勤務日はきちんと出社・報告
「去り際こそ信頼が残る」と言われるように、ここが一番の印象ポイントです。
4. 辞めたあとも、つながりを持っておく
円満に辞めることで、辞めたあとの人間関係も継続可能です。
- 定期的な近況報告
- SNSでのつながり継続
- OB/OGとして後輩の支援など
実はこうしたつながりが、後の就活やキャリア選択において“財産”になることもあります。
よくある質問Q&A
Q. 最低何週間前に退職相談するのがマナー?
→ 2〜4週間前が一般的。突然辞めると引き継ぎの負担が大きくなるため注意。
Q. チャットで辞める連絡をしてもいい?
→ 可能であっても最初は口頭 or オンライン対話が望ましい。正式な連絡はその後文面で。
Q. 退職理由はどこまで正直に言うべき?
→ 相手に伝える必要がある部分だけ、前向きに言語化するのがベター。
まとめ
辞め方ひとつで、あなたの印象や信頼は大きく左右されます。
**「丁寧に相談 → 誠実に引き継ぎ → 感謝を伝える」**という3ステップを意識すれば、
気まずくなることなく、前向きな形で次の一歩を踏み出せます。
インターンはゴールではなく、通過点。
だからこそ、“終わり方”も大事な経験のひとつです。