2025.06.08
インターンに疲れた…燃え尽き症候群にならないための対策

はじめに
インターンを始めたばかりの頃は、「成長したい」「早く戦力になりたい」と意気込んでいたのに、
数ヶ月経つと、ふとこんな気持ちがよぎることはありませんか?
- 最近やる気が出ない
- インターンに行くのがしんどい
- もう頑張れないかも…
それは、“燃え尽き”のサインかもしれません。
本記事では、インターンで燃え尽きてしまう原因と、その予防・対策について解説します。
燃え尽き症候群ってどんな状態?
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは、過度なストレスや負荷が続いた結果、
やる気や自信を失い、心身ともに疲弊する状態です。
主なサイン
- モチベーションが急に落ちた
- 過去の成功が無意味に感じる
- 疲れが取れず、集中できない
- ちょっとしたことでイライラする
「真面目に取り組んできた人ほど陥りやすい」のがこの状態です。
燃え尽きる原因は?
1. 成長プレッシャーが強すぎる
「結果を出さなきゃ」「同期より成長しないと」など、
過剰な自己期待が心をすり減らす要因に。
2. オンオフの境目がなくなる
Slackやチャットを四六時中見ていたり、
休日も仕事のことが頭から離れないと、脳が休むタイミングを失います。
3. 感謝やフィードバックが不足している
成果が見えづらい環境や、評価が曖昧な職場だと、
「自分って何の役に立ってるんだろう…」と消耗します。
燃え尽きを防ぐためのセルフケア対策
1. 「立ち止まる」習慣を持つ
- 週1回、自分の状態を点検する時間をつくる
→ 「今週つらかったこと・嬉しかったこと」を紙に書くだけでもOK。
2. 成果より「プロセス」を振り返る
- 今日はどんな会話をしたか?
- 昨日よりも早く対応できた?
小さな進歩を拾ってあげることが、心のガソリンになります。
3. オフの時間を“意識的”につくる
- 仕事用アプリは通知オフにする
- 勤務後に予定を入れる(映画・友人とごはん etc)
「仕事以外の時間を“予定化”する」ことで、オンオフのメリハリがつきます。
組織側にできること
学生本人だけでなく、受け入れ企業側にも対策が求められます。
- 小さな成果もこまめにフィードバックする
- オンライン業務でも雑談やチーム交流の機会をつくる
- 長期インターン生にも「休み方」のガイドラインを提示する
まとめ
インターンで成長するには、長く・健やかに続けることが何より大切です。
燃え尽きる前に、早めに自分の心のサインに気づき、ケアすることが、結果的に学びを最大化させます。
「頑張り続けること」ではなく、
「うまく頑張れる状態を保つこと」こそ、社会に出てからも求められる力です。
必要に応じて「燃え尽きを防ぐ週間チェックシート」や「振り返りテンプレート」などもご用意可能です。ご希望があればお申し付けください。