インターンを辞めたくなったら?迷ったときの判断基準 | ZEROWORKS(ゼロワークス)

2025.06.07

インターンを辞めたくなったら?迷ったときの判断基準

はじめに

「このまま続けて意味があるのかな…」
「学業との両立がつらくて、辞めたい…」

インターンを続ける中で、一度は「辞めたい」と思う瞬間が来るかもしれません。
しかし、勢いで辞めてしまうと、後悔することもあります。

本記事では、辞める前に立ち止まって考えたい判断基準や、辞める場合のマナーについて紹介します。


Step1:一時的な感情か、構造的な問題かを見極める

まずは、自分のモヤモヤの正体を言語化してみましょう。

【例】

  • 業務が難しくて自信がない
     → 一時的な感情。上司に相談したり、復習することで改善可能です。
  • テスト期間で時間が足りない
     → 一時的な感情。短期間だけ勤務調整するなど対応可能です。
  • 社風や価値観がどうしても合わない
     → 構造的な問題。続けてもストレスが蓄積する可能性があります。
  • 自分の成長につながっていないと感じる
     → 構造的な問題か、誤解の可能性も。業務の目的や成果の評価基準を再確認しましょう。

※疲れている日やうまくいかない週に判断するのは避け、冷静なタイミングで自分の感情を分解することが大切です。


Step2:辞めたい理由が「外的」か「内的」かを整理する

  • 外的要因:業務内容が合わない、会社の文化に違和感がある、学業との両立が難しい など
  • 内的要因:モチベーションの低下、自信喪失、自分に対する評価が低い など

どちらが主な原因かを見極めることで、取るべき行動が変わります。
外的要因が大きい場合は環境を変える判断もアリ。内的要因が大きい場合は「成長前の壁」である可能性も考えられます。


Step3:辞める前にやっておくべき3つのこと

  1. 率直に相談してみる
     意外と「業務を見直そう」「役割を変えよう」などの提案を受けることがあります。
  2. 辞める理由を紙に書き出してみる
     辞めたあとどうしたいか、まで考えることで、納得感ある決断ができます。
  3. 引き継ぎやスケジュール調整を事前に考えておく
     辞めると決める前から準備をしておくことで、迷いが減り、前向きな判断がしやすくなります。

それでも辞めると決めたなら

辞めることは悪いことではありません。
ただし、社会人としての信頼を失わないよう、以下の点には注意しましょう。

  • 最終出社日の2週間〜1か月前には相談する
  • 辞める理由を感情的に伝えない
  • 感謝の気持ちを伝えるようにする

(例)
「自分の未熟さゆえに、期待に応えきれず申し訳ないです。ただ、この経験を無駄にしないように今後に活かしていきます。」


まとめ

インターンを「辞めるかどうか」で迷ったときに大切なのは、今の気持ちだけではなく、
「この経験をどう活かしたいか」という中長期的な視点です。

辞める選択も、続ける選択も、どちらも間違いではありません。
「なぜ自分はこのインターンを始めたのか?」という原点を思い出すことで、後悔のない判断につながります。