2025.06.23
学生のうちに“人を育てる”経験を。──未経験からチームを育てたZEROWORKSでの1年間
ZEROWORKSで活躍する学生
ZEROWORKSでは、大学生のうちから営業とマネジメントの両方を経験できる環境があります。今回ご紹介するのは、大学4年生の大堀さん。ZEROWORKSでのインターンを通じて、個人としての営業成果だけでなく、マネージャーとして後輩育成・チーム運営にも本気で向き合い、1年間で確かな成長を遂げてきました。
「自分には何も語れる経験がない」──そんな不安からのスタートだった大堀さんが、どのように経験を積み、人を育てる立場にまでたどり着いたのか。営業の現場で得た気づきや、組織を動かす視座の大切さ、マネジメントの難しさとやりがいについて、リアルな声をお届けします。
――ZEROWORKSに応募した理由を教えてください。

僕は大学3年生の頃、本当に自分に自信がなくて。。
ガクチカって言えるような経験もないし、就職活動の面接で何を話せばいいか分からないという不安がありました。そんな中で、長期インターンという選択肢があることを知って、その中でも「ゼロからキャリアを作れる場所」としてZEROWORKSに出会いました。ここなら、自分の努力次第で誇れる経験が作れると思ったんです。
――現在担当している業務内容は何ですか?

今はインサイドセールスと訪問営業、両方を担当しています。インサイドセールスでは、さまざまな業種の担当者に電話をかけ、サービス導入の商談日時を設定しています。訪問営業では、実際に飲食店などに足を運び、対面でサービス提案を行っています。
両方とも未経験からのスタートでしたが、今ではマネジメントも任され、現場の連携や進捗管理にも関わっています。
――成果を出すために意識していたことはありますか?
インサイドセールスで成果を出すには、大きく2つ意識すべきポイントがあると思っています。1つ目は「量」。1時間あたりにどれだけの架電ができるかは、やはり基本の指標です。2つ目は「トークの質」。
たとえば、相手に商談日時を提示する際、1回で終わらせずに、2回・3回と粘って提案することがあります。これは「アポ切り」と呼ばれるトークテクニックで、アポの設定(=アポイントメントを切る)を何度も繰り返して試みる手法です。この“アポ切り”を粘り強く続けることで、獲得率が上がる実感がありました。
自分自身の音声を録音して、先輩マネージャーに一緒に聞いてもらい、改善点を具体的に教えてもらったのも大きかったです。アドバイスを実践してから、明らかに成果が変わっていきました。
――未経験から始めても、大堀さんのように成長できる理由は何ですか?
サポート体制がとにかく手厚いんです!社員の方や先輩インターンがすぐ近くでフィードバックをくれるので、わからないことを抱え込まずに済みます。疑問点があればその場で質問できますし、実際の業務を見ながらアドバイスをもらえるので、1日ごとに理解が深まっていく感覚があります。
そして何より、自分で振り返る習慣が身につくことが大きいです。毎日提出する日報では、できたこと・できなかったこと・翌日のアクションを言語化します。僕自身、最初の頃は「できなかったこと」にしっかり向き合うのが苦手だったのですが、ZEROWORKSではそれを当たり前にする文化があります。なぜ失敗したのか、何を変える必要があるのかを自分で考えることで、日々小さな改善が積み重なっていきました。
さらに、その日報に対しても社員の方がしっかりコメントをくれるんです。「ここはよかった」「次はこうしてみよう」といったフィードバックがあることで、自分の成長を客観視できるようになりました。
――大堀さんは現在、後輩育成にも力を入れていますが、マネジメントで気をつけていることはありますか?

一番意識しているのは、**「自分の意見を押し付けない」**ことです。必ず背景や理由を伝え、相手が納得するまで丁寧に説明します。相手の感情や納得感を置き去りにしてしまうと、どれだけ正しいことを言っても響かないと思っているからです。
特に、同世代の学生をマネジメントするというのは、社会人になってからのマネジメントとはまた違う難しさがあると感じています。年齢や立場が近いからこそ、どう伝えるか、どう信頼を築くかが非常に重要です。「なぜこの指摘をするのか」を丁寧に伝えることで、相手にも納得感を持ってもらいやすくなる。そうやって信頼関係を築いていくことが、育成の第一歩だと思っています。
人を育てるということは、ただ指示を出すことではなく、その人の可能性を信じて伴走すること。僕自身、最初にマネジメントを学んだのは、1つ上の先輩の背中を見ながらでした。実際に後輩の成長に貢献できたと感じたときは、本当に嬉しいですね。
――後輩を育成するという観点で印象に残っている育成エピソードはありますか?

最も印象的なのは、最初にマネジメントを担当したメンバーの石原さんです。1ヶ月目はアポ件数が伸び悩んでいて、3件ほどしか成果が出ていませんでした。でも彼の素直さやポテンシャルを信じて、あえて少し厳しめにフィードバックを重ねました。
「なぜできなかったのか」「なぜできたのか」など、一つひとつ深掘りして言語化してもらうことを徹底した結果、翌月には約50件のアポイントを獲得。自分の指導で誰かが成長してくれたという経験は、マネージャーとして大きな自信にもなりました。
――学業や私生活とはどのように両立していますか?
曜日でしっかり分けて取り組んでいます。平日の月〜木はZEROWORKSに専念し、金土日は学業と就活、そしてプライベートの時間にあてています。授業が多かった時期は、履修を1日にまとめるなどして、ゼロワークスで働く時間を確保しました。
タスク管理も意識していて、宿題や提出物はリスト化して見える化することで、学業とインターン、さらに就活も並行して進めることができています。土日は友人と遊んだり、完全にオフにして頭を切り替えることで、週明けからまた前向きに取り組めるようにしています。
――ZEROWORKSのメンバーの雰囲気はどうですか?
一言で言えば**「切磋琢磨できる仲間がいる環境」**です。業務中は全員が集中していて、数字に向き合う空気感があります。だけど、休憩中や終業後は打って変わって和気あいあいとした雰囲気。オンとオフの切り替えがすごく自然なんです。
月に1度のキックオフでは、プロジェクトを超えたメンバーと交流できて刺激も多いですし、週に1回くらいは飲みに行ったりして、仕事以外の話でも盛り上がっています。同じ志を持った仲間と出会えたことは、僕にとってかけがえのない財産です。
――ZEROWORKSでの経験は、今後のキャリアにどう活きていますか?

営業職として就職が決まっているのですが、訪問営業やマネジメントの経験があったことで、自信を持ってその道を選べました。特に、対面での提案や、お客様の表情からニーズを読み取る力は、ZEROWORKSでしか得られなかったものです。
就活の面接でも、インサイドセールスの実績やマネジメント経験を具体的に伝えることができ、特に人材・IT系の企業では「即戦力になれそう」と高く評価されました。面接で深掘りされた時も、自信を持って話せる経験があると強いです。
――最後に、ZEROWORKSに参加しようとしている学生にメッセージをお願いします。
僕自身も最初はすごく不安でした。「何も語れることがない」「自信がない」と感じていたけど、勇気を出して一歩踏み出して、本当によかったと思っています。
未経験でも成長できる理由はたくさんあります。サポート体制、フィードバック、仲間の存在──でも一番は「自分から動くこと」。僕が変われたのは、自分から動いてみたからです。周りの意見を素直に受け入れて行動することで、きっと誰でも変われます。
「変わりたい」と思っている人にこそ、ZEROWORKSはぴったりの場所だと思います!